公益通報者保護法公益通報者保護法が求める実効性の高い態勢の 1内部通報制度の重要性不正がゼロの企業は存在しません。 「ハインリッヒの法則」では、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在するとしています。 企業文化の問題は、業績が悪化した場合に顕在化することが多いものの、実は業績の悪化前から企業文化の問題が潜在しており、好調な業績ゆえに覆い隠されていたにすぎず、業績の悪化を機に問題が表面化する場合があります。 また、不正が公になり、 所管する行政機関や報道機関からの外圧がかかることにより、営業成績にマイナスの影響をもたらし、また株価が低迷することで、結果、一部支店の廃止やリストラも検討しなければいけない事態に発展する可能性があります。 しかしながら、そうなる前に、不正を自ら発見し、自らがただすことができる実効性の高い内部通報制度を社内に構築し、「自浄能力のある会社である」と社会から高評価を得ることで、不正という「ピンチ」を逆に「チャンス」に導いていくこともできます。 POINT
スルガ銀行第三者委員会 「調査報告書 (公表版)」 (2018年9月7日)には、次の重要な指摘があります。 そもそも会社の企業風土が回復不能なほど悪化しているかどうかのメルクマールが、 内部通報制度が生きているかどうかであると思われる。 内部通報制度が最後の望みの綱なのであり、 それがなくなった会社はもう改善の見込みはない。 2内部通報制度の実態
出所: 政府広報オンラインウェブサイト 「通報者も企業も守る 「公益通報者保護制度」」 多くの利害関係者は、事業者が社内に内部通報制度を導入していることは当然のこと、さらに実効性の高い制度を構築しているかどうかについて強い関心を持っているのです。 3内部通報制度を整備しない場合のデメリット内部通報制度を整備しない場合のデメリットは次のとおりです。 CHECK
つまり、実効性の高い内部通報制度を社内に構築することは、社員や会社自身を守ることにつながり、また、消費者や取引先、行政機関との信頼を高める切り札にもなる、いわばコンプライアンス経営の必須の対応といえます。 4内部通報制度の構築をする上での注意点ただし、内部通報制度を構築するには、公益通報者保護法を理解したうえで、整備する内部通報制度が「公益通報者保護法第11条第1項及び第2項の規定に基づき事業者がとるべき措置に関して、その適切かつ有効な実施を図るために必要な指針」(令和3年8月20日内閣府告示第118号)、「公益通報者保護法に基づく指針(令和3年8月20日内閣府告示第118号)の解説」に準拠した内容でなければなりません。 また、労働者数300人超の事業者には、内部通報制度の整備を義務化する改正公益通報者保護法が2022年6月1日からスタートしたことから、以下の改正内容にも準拠した体制としなければなりません。 5改正公益通報者保護法の概要(出所: 消費者庁ウェブサイト「公益通報者保護法と制度の概要」) CHECK
安心して内部通報しやすく
行政機関等への通報を行いやすく
通報者がより保護されやすく
6弊所のサポートサービス以下の悩みをお持ちの会社へのサポートを行います。
モデル規定をベースに内部通報制度の構築をスタートします。 ①改正公益通報者保護法対応「内部通報制度規程」(全業種対応モデル規程)をご提供します。本規程は、「改正公益通報者保護法」、「公益通報者保護法第11条第1項及び第2項の規定に基づき事業者がとるべき措置に関して、その適切かつ有効な実施を図るために必要な指針」(令和3年8月20日内閣府告示第118号)、「公益通報者保護法に基づく指針(令和3年8月20日内閣府告示第118号)の解説」に準拠した内容とし、次の条項で構成しています。 ※公益通報者保護法第11条第1項・・・公益通報を受け、通報対象事実の調査をし、その是正に必要な措置をとる業務に従事する者を定める。 ※公益通報者保護法第11条第2項・・・公益通報に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の必要な措置をとる。
内部通報制度規程貴社の既存の内部通報制度が「改正公益通報者保護法」「公益通報者保護法第11条第1項及び第2項の規定に基づき事業者がとるべき措置に関して、その適切かつ有効な実施を図るために必要な指針」「公益通報者保護法に基づく指針の解説」に適合しているか否か点検する際の参考資料としてもご活用いただけます。 ワード・エクセルファイルでご提供しますので、貴社の業務の内容特性規模等に応じた修正を加えていただき、貴社のオリジナル版を完成させることができます。 ②「内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)」の取得をサポートします。内部通報制度認証(WCMS認証)の取得で企業ブランド向上をサポートします。内部通報制度については、従業員数が1,000人を超える事業者の9割超が導入しています。 しかしながら、導入している事業者でも、ほとんど通報実績がないなど、実態は機能していないケースも多く、喫緊の課題として、いかに制度の実効性を高めるかが求められています。 そこで、消費者庁から指定登録機関として指定を受けた公益社団法人商事法務研究会が提供する「内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)」を活用し、貴社の内部通報制度に対する従業員の信頼性を向上させることで、制度の実効性を高める効果が期待できます。 さらに、本認証制度の活用により、コンプライアンスを重視した企業であることを対外的にアピールすることができ、消費者や取引先から信頼され、また、企業ブランドの向上、ひいては金融市場や公共調達からの高い評価、優秀な人材の確保等につなげていくことが期待できます。 「内部通報制度規程」に沿った登録申請書の記載例(エクセルファイル)をご提供しますので、貴社の業務の内容特性・規模等に応じた修正を加えていただき、貴社のオリジナル版を完成させることができます。 POINT
※内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度) 貴社の内部通報制度を自ら評価した結果、「公益通報者保護法を踏まえた内部通報制度の整備・運用に関する民間事業者向けガイドライン」に基づく「内部通報制度認証基準」に適合していることを貴社が認める場合、貴社からの登録申請に基づき、公益社団法人商事法務研究会がその内容を審査し、基準に適合していることを確認する制度。 審査項目として38項目が定められている。そのうち必須25項目の全てと任意13項目のうち6項目の合計31項目に適合する必要がある。 適合する企業には、「WCMS(WhistleblowingComplianceManagementSystem)マーク」の使用が許諾される。 【ご注意】 2022年2月1日、消費者庁から、内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)については、当面休止する旨が以下のとおり公表されています。 CHECK
令和4年6月に施行が予定されている改正公益通報者保護法において、常時使用する労働者数が300人を超える事業者に内部公益通報対応体制整備義務が新たに課されたこと等を踏まえ、今般、内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)を見直すこととしました。 今後、改正法の施行状況や事業者の要望等も踏まえつつ新たな制度を検討することとし、内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)については、当面、休止します。 内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)が当面休止されることに伴い、下記サービス「コースA」のご提供は当面休止し、「コースB」のみのご提供とさせていただきます。 7サポート内容・価格コースA※当面休止①②のご提供+90日間のあんしんサポートサービス 価格 89,800円<1日あたり約997円(税込)>
POINT
【あんしんサポートサービス】 商品お受取り後90日間、ご相談(回数無制限)にお答えします。 例えば、ご提供する「内部通報制度規程」について メールもしくはWeb会議ツール(Zoom、Skype)でお答えします。 お支払方法:銀行振込(一括払・2回払) 商品提供方法:ワード書類・エクセル書類 コースB①のご提供+60日間のあんしんサポートサービス 価格 59,800円<1日あたり約996円(税込)>
POINT
【あんしんサポートサービス】 商品お受取り後60日間、ご相談(回数無制限)にお答えします。 例えば、ご提供する「内部通報制度規程」について メールもしくはWeb会議ツール(Zoom、Skype)でお答えします。 お支払方法:銀行振込(一括払・2回払) 商品提供方法:ワード書類・エクセル書類 8限定特典の内容特典その1YouTubeチャンネルの解説動画で使用しているPowerPoint資料を差し上げます。(形式:ppt) 営利目的を除き、以下の社内資料としての使用であれば、ご提供するPowerPointを自由に加筆いただいて構いません。
特典その22022年4月1日に施行された「改正個人情報保護法」に対応した「個人情報保護規程(関連様式一式を含む)」を差し上げます。(提供形式:ワード書類・エクセル書類) 9ご注文手続きお客さまの個人情報は、弊所で責任をもって管理いたします。 プライバシーポリシーにつきましては、こちらをご覧ください。 以下のフォームに「メールアドレス」「お名前」を入力し、「お支払方法」を選択してください。 ご注文内容をご確認いただき、よろしければ「入力内容の確認」ボタンを押してください。 このサービスには30日間全額返金保証がついています。安心してお求めください。
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